お久しぶりです。
ぷーです。
大したことではないのですが、先日、崩壊しかけた組織を見たので、
そこに対して、感じたことを将来的に起こさないために。
「属人化」
企業などにおいて、ある業務を特定の人が担当し、その人にしかやり方が分からない状態になることを意味する表現。多くの場合批判的に用いられ、誰にでも分かるように、マニュアルの作成などにより「標準化」するべきだとされることが多い。企画・開発業務など、属人化されているのが一般的と言われる業務もある。
ああ、この組織、属人化しすぎた故に崩壊したのだなと。
チームとして、テコ入れがいよいよ必要になりかかっている組織を見つけた。
見つけたというよりも、隣に座っていた、4人の会話を聞いていた。
どうやら、元々、主要メンバーは5人で、リーダーはその人ではなかったようだが、
実質の決定権、仕事を回す力はその人に依存していたらしい。
その人が、病気か何かで1ヶ月くらい組織を抜けてしまっているらしい。
すると、唐突に仕事が回らなくなったそうだ。
それまで、過去に例を見ないくらいの伸び率から、期待された組織だったらしいが、
急速な成長の鈍化により、いよいよテコ入れの話が上の組織から降りてきたらしい。
しかし、彼らは現状がいまいち芳しくないことを認めず、
自分たちで何とかしようとしている。
ああ、悲しいかな、ここまできたら、素直に、
上の力を借りればいいのにと思ってしまうくらいの状況である。
にもかかわらず、転覆しかかった船でそのまま航海を続けようとしているではないか。
今が瀬戸際。近くの船着場に寄り修理すれば、再度航海するのは容易な程度の状況。
しかし、それに気付かない。正確には認めたくないが正しいのかもしれない。
自分達ではどうしようないこと。
ある一定の人に仕事を属人化させすぎてしまったことを。
いつか自分にも組織を持つ日はくると思う。
そこで、ある日、自分が抜けることが決まった時、抜けた後、
組織が崩壊していたのでは、意味がない。
自分がいる間に、自分がしていた仕事のすべてを誰かができるようにしておかなくてはいけない。
時間軸を戻し、人のことをいうと、4年生の人は同じことが言える。
アクティブな4年生は、サークルを立ち上げたり、何かの学生団体、
もしかしたら、インターンで事業責任者をしていた人がいるかもしれない。
もうすぐ、学生生活最後の夏休みが始まり、元いた組織を抜ける時期が近付く。
自分の今いる組織、今までいた組織を愛しているなら、
自分たちがいなくなっても続くための施策を考えておくべきである。
よくサークルや、学生団体はは5年以内に潰れる。
これは創業者、創設者が就職で抜け、翌1年以内の数字である。
なぜ潰れるか。創業者のカリスマ性で、運営できていた組織は、その人がいなくなると、
誰に頼ればいいのかわからなくなる。
誰が決定権を持ち、責任をとるか。
これができる人がいないからである。
とまあここまでいろいろ書いたことが、将来の自分の役に立てばいいなと思い残しておく。
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