「あの子って優秀だよね!!」
学生の中で、人事と話をしている時、何度聞いたかわからなくなるほど聞いたこの言葉
こう言われるためにいろんなことをしていた時期もあったなと今では思える言葉。
最近この言葉についていろいろ感じることがあった。
所詮、学生の中で優秀と言われるのは、所詮学生の中で優秀であってそれ以上ではない。
大学生は人生の夏休みだなんて言われているので、働けと言う気はないが、
将来的にバリバリ活躍したいと思っている人の中に、
学生間の評価で満足している人が多くいるのが非常につまらない。
どうせ4月になれば、その伸びきった鼻は見事綺麗に折られ、
去年まで話していた優秀さというものは所詮学生間のものだったのだなと思い知る。
甲子園を沸かせた球児がプロになったところで通用しないなんてざらにある話だということ。
稀に藤浪やマーくんといった超級選手は存在するがほんと一握り、ひとつまみである。
ここまでもこれからも、個人の偏見と考え方によるものであるが、
将来バリバリ働きたい人こそ、早く
「あの子って優秀だよね!!」
と学生間で言われ、満足することから抜け出した方がいい。
なんなら、できるだけ早く、自分では足元にも及ばない先輩と働き未熟さを体感すべきである。
そして、自分の視点を常に引き上げながら働くことを勧めたい。
ここで大事なのは、とりあえず働けと言うことではない。
視点、目線を引き上げて日々行動してみるのがいいのでは?ということである。
新しい環境に入れば基本的に周りはチヤホヤしてくれるし、
「最近入ったあの子って優秀だよね!!」
って言ってくれる。
だがしかし、これは正確には
「最近入った(子の中で、例年と比較して)あの子って優秀だよね!!」
ということである。
つまり、まだ戦力として見られていないのだ。
ここで満足していれば、最初の話となんら変わりはない。
だからこそ、勝手に目線を引き上げ、
・自分はこの組織の中で本当に重要な存在か?
・いなくてはならない存在か?
・戦力としてカウントされているか?
と考え行動する。
そうすれば見える世界、かかるプレッシャーが変わる。
つまり、
モノサシをどこにおくか
である
学生の中か、内定者としてか、1年目としてか、若手としてか、
トレーナーとしてか、MGRとしてか、果たしてどこに自分はモノサシをおきたい?
おいたモノサシの位置で見え方は変わってくる。
今一度どこにモノサシをおくか考えてはどうだろうか。
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